美術とおカネ 全解剖

第17回】[摩訶不思議な骨董品]便器も高値! 数多の武将を誘惑 戦国を変えた茶の湯道具バブル

人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で国宝級の茶碗の鑑定について真贋論争が起きたように、今でも茶器は大人気だ。しかし、戦国時代には現代人も真っ青なほどのバブルが起こっていたのだ。あの武将の死には茶器が関わっていた。

とてつもない価値を持った茶器

 豊臣秀吉が九州遠征を行った際、博多で当地の大商人で茶人でもあった神屋宗湛(かみや・そうたん)に招かれ、茶室でもてなしを受けた。

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日本人は美術が大好きだ。広義のミュージアムには年間延べ3億人近くが訪れ、美術展には根気よく何時間も並ぶ。しかし、美の世界の裏側ではカネが行き来し、さまざまなプレーヤーがうごめいている。おカネの流れから作家の生活、歴史から鑑賞術まで網羅した。

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