昼寝は「午後3時まで、30分以内」がコツ
休日だからといって、昼すぎまでだらだらと寝ているのはよくありません。とはいえ、休日にふだんの睡眠不足を解消したい気持ちもわかります。時間に余裕のある休日は、平日の睡眠負債を取り戻すチャンスでもあります。
寝だめはできませんが、不足している睡眠不足は補うことができます。「せっかくの休みなんだから寝ていたい」、そう思うくらい疲れているときは、時間を決めて少し長く眠りましょう。
睡眠のリズムを乱さないのは1〜2時間程度です。ふだんの睡眠時間プラス2時間を目安にして、その時間にはいったん起きるようにします。
ふだん起きている時間から、2時間以上遅く起きてしまうと、体内時計のリズムが乱れてしまいます。
そこでいったんは起きて布団から出ましょう。起きたときに、まだ眠かったり、だるかったりしたら、熱めのシャワーを浴びて体を目覚めさせます。
それでも寝足りないときには、午後3時までに20〜30分の昼寝をしましょう。午後3時までの昼寝であれば夜の眠気にはほとんど影響はありません。
昼寝はイスやソファに座った状態でします。このとき、布団で眠ってしまうと、本格的に1〜2時間眠ってしまう可能性があるからです。これは二度寝のようなもので、休日の過ごし方としてはおすすめできません。
ただ、何度もいいますが、寝すぎは禁物です。
昼寝は30分以内にして、起きてからはだらだらと過ごさずにしゃきっと活動しましょう。
起きるときは起きる、寝るときは寝る
起きて動くことをすすめるのは、無駄に眠ることを避けるためです。眠気には精神的な面も関係しているので、何もしたくないからといって、横になっていると、寝不足ではないのにそのまま寝てしまうことがあります。「惰眠」、いわゆるだらだら寝です。
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