恋人関係を“エロ”にたとえると……
今回のテーマは「恋人には会いたいが、毎日ベッタリは嫌」だ。
「いつまでも恋人気分では困る」。結婚すると言われる台詞だ。しかし言ってくるのが、現配偶者や身内ですらなく、赤の他人な場合が多いという、謎に満ちた言葉でもある。とにかく、結婚は現実なのだから、いつまでも浮かれているなよ、ということだろう。確かに一理はある。
逆に言うと「恋人期間中に浮かれまくるしかない」ということだ。つまり、楽しさが第一。結婚してからも楽しさのみを追求していたら破綻の可能性があるが、恋人関係というのは楽しくなくなったら破綻するのだ。「質実剛健」より「セックスドラッグロックンロール」と筆で書いて額縁に入れておくべきなのである。
よって、この恋人を他の楽しいことに置き換えてみたらわかる。私はエゴサーチとかpixvで「推しキャラの名前 R-18」で検索するのが楽しいが、それでは多くの人の共感は得られそうにないので、とりあえず「エロ」に置き換えよう。
もちろんエロに楽しさどころか興味すらない人もいると思うが、全世界で一番支持されている政党はどこかというと、ドスケベ党なので、例に使うことをご容赦いただきたい。
エロは楽しい。するのが好きな人もいれば、見るのが好きな人もいる。2人でするのが好きという人もいれば、ソロこそが至高、相手ありきのエロなんて童貞のすることという人もいるし、3人以下は児戯と主張する人もいるだろう。趣味、主義主張は違えど皆に愛されているエロだ。しかし愛すエロの形は違っても、みんなこう思っているはずである。「気分じゃない時は関わりたくない」と。
気をつけるべき「タイミング」
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