なぜ、貴様は「クソ」と「アナル」の話に腹を立てているのか
「肌と肛門のお手入れは、同じでいいらしい」。
担当から「ブスネタ」として提供されたものである。前回の糞に続き、担当はブスを、人を、命をなんだと思っているのか。
しかし、他人に腹を立てるのは容易い。大事なのは、その前に自省してみることである。なぜ、貴様は「クソ」と「アナル」の話に腹を立てているのか。
それは、クソとアナルを下に見ているに他ならない。確かに物理的には完全に下の話だが、決して低い話ではないのだ。
まず、アナルは自分の大事な体の一部、そしてクソも出なきゃ死ぬ。つまり、両方とも命に関わる話題なのだ。つまり、「汚い話をしないでちょうだい」と羽扇で顔を隠し、眉をしかめているその精神こそが、ブスである。
そういう女は、顔に高い化粧品をつけることに夢中で、ケツにウンコがついていることには気づかないのだ。
話は最初に戻るが、「肌と肛門のお手入れは同じでいい」というのは、顔もトイレットペーパーで拭けということではない。肌もアナルも排泄器官なので、色々塗りたくって吸収しろ、という方がおかしな話であり、アナルと同じように、清潔にし乾燥を防ぐくらいの手入れで十分である、という考え方のようである。
確かに、アナルも毛穴も出す穴だ。つまり顔はアナルの集合体、もはや「アナル=顔」と言って良い。そして、このことから導き出される答えはひとつ。
あの日見た花の名前どころか自分の肛門の色すら知らぬ
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。