てつがくフレンズ そのⅢ アリストテレス

哲学の面白さを伝えるため、古今東西の哲学者を美少女化した4コマ漫画『てつがくフレンズ』(PHP研究所刊)を9月20日に上梓した哲学書作家・飲茶氏が、元になった実在の哲学者たちを、美少女化したキャラクターと対比させつつ紹介していきます。少しでも哲学者が身近に感じてもらえれば、わーたのしーー!

◆万学の祖アリストテレス
生没年:B.C.384~B.C.322
出身地:ギリシャ

 てつがくフレンズ紹介、第三回目は、西洋最大の哲学者とも言われ、偉大な征服者アレクサンドロス大王の家庭教師でもあったアリストテレスです。  
 彼は、あらゆる事象について体系的に知識を集積することを提唱し、気象学、論理学、生物学など、さまざまな学問の基礎を作り、それゆえに「万学の祖」と呼ばれました。だから、今日、私たちが大学などで「○○学」を学ぶとき、実はそのほとんどのルーツはアリストテレスにあったりします。  
 ところで、アリストテレスは、前回紹介したプラトンの弟子にあたるのですが、師匠のプラトンとまったく正反対の哲学者であったことでも有名です。たとえば、ラファエロの有名な絵画「アテナイの学堂」では、二人の哲学の違いを、「プラトンが天上を指差しているのに対して、アリストテレスは手のひらを地にかざしている」というポーズの違いで表現しています。これはつまり、ロマンチックな理想主義者(プラトン)と、地に足をつけた現実主義者(アリストテレス)という対立構図を表しているわけですが、アリストテレスの哲学から「科学」が発展していったことを考えるととても納得できるかと思います。

◆『てつがくフレンズ』のアリストテレスちゃん

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てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

飲茶,.,MAKO.,スタジオ・ハードデラックス
PHP研究所
2017-09-16

この連載について

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女子の姿になった哲学者=てつがくフレンズ

MAKO. /飲茶

哲学の面白さを伝えるため、古今東西の哲学者を美少女化した4コマ漫画『てつがくフレンズ』(PHP研究所刊)を9月20日に上梓した哲学書作家・飲茶氏が、元になった実在の哲学者たちを、美少女化したキャラクターと対比させつつ紹介していきます。...もっと読む

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