夫に期待するのはやめました」30代女性の前向きな苦悩

パリジャン十色、現在のテーマは「女性の生き方」。パリで生活している日本人女性に、何故パリに来たのか、パリに来て何が変わったか、当時から現在の心境などについてインタビューしていきます。今回ご紹介するのは、前回に引き続き、パリでお菓子とパン作りをして働く34歳の女性です。

妊娠・出産からのサバイバル生活

先週にひきつづき、フランス菓子に興味を持ってパリへやってきたDさんの、サバイバル人生 in パリをお届けします。

有名パティスリーでお菓子作りを経験していくなかで、パン作りに目覚めたDさん。フランスでの研修は3、4年ほどで切り上げ、いずれ日本の田舎に帰ってパン屋兼カフェを開こうと考えていた矢先、妊娠が発覚! 不意の妊娠ながらも、ことは丸く収まりフランス人のパートナーと結婚に至ります。

ところが、パン屋での仕事は重労働のため、つわりで早速仕事を辞めることになったり、出産間近に旦那さんが失業したりと、なかなかシビアな新婚生活を送ることになってしまいました。

子供が生まれて 9ヶ月後には、パン屋で仕事に復帰。100キロ以上のパン生地をあつかう重労働の合間に、溜まってしまうお乳をトイレで搾るという、めまいのするような子育てと仕事の両立をしていました。

家に帰っても、夜に何度も起きる赤ちゃんの世話にかかりきり。Dさんが毎日寝不足でヘトヘトになっている一方で、旦那さんはというと、言えばなんとか家事や育児はやってくれるものの、夜は爆睡して一度も起きてくれない。相変わらず再就職するわけでもなく、家にずーっといるという状況が続いていました。

さて、そんなDさんのサバイバル生活は、現在進行形でつづいているわけですが……。

昨日も、旦那は仕事を辞めて帰って来た

— 旦那さんがなかなか仕事に就かないのは、どうしてなんでしょう?

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パリジャン十色

中村綾花

“花の都”と称され、雑誌やテレビでもその優雅なイメージが特集されることの多い、フランスの首都・パリ。パンやスイーツはおいしいし、ファッションは最先端だし、歴史ある建物たちも美しいし、住んでいる人もおしゃれな人ばかり……と思いきや、パリ...もっと読む

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marekingu #スマートニュース 約1年前 replyretweetfavorite

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