Q. 妻子持ちのメンヘラホイホイと肉体関係を続けたいのですが…

今回は体の関係を持って好きになった男性が、妻子持ちでメンヘラホイホイだったという方からの相談をご紹介します。素知らぬふりでこの関係を続けたいと思いながらも、メンヘラ嫁が気になって仕方がないようです。そんな相談者に、元メンヘラ、現ハッピーリア充のスイスイさんが指摘する“「自分はこうあるべき」の呪縛”とは?

スイスイさんに相談したいお悩みを募集中。メンヘラ、メンヘラホイホイのハッピーについてお悩みのある方は、こちらの専用フォーム(匿名可)からご応募ください。


好きな人が妻子持ちのメンヘラホイホイでした

スイスイさん はじめまして、いつも楽しく拝読しています。

わたしは好きな相手にこそ理性的にふるまってしまう、いわゆるメンヘラとは対極の性格?性質?です。もともと合理的思考なんです。
ただ、好きになってしまうと、物でも人でも追及癖は結構ひどいです。
(女性はみなさんそうですよね?)

今好きな人がいます。
気軽な場で出会い、性的な関係になっている人です。
超タイプかつ、過去そういった関係を数打ってきた中の大当たりなのです。
ただ、彼を好きという感情は理性で隠し、立ち入った会話もせず、本能のみ堂々楽しんでいますよ、なスタンスです。
そのほうが関係を始めやすかったし、スマートであると判断したためです。

そして最近、彼が既婚(2人目産まれたっぽい)であることが発覚しました。
よくあるタイミングの遊びでした、くそ男ですね。
子育て真っ盛りのスイスイさんに相談するのもどうかと思いますが、まあとりあえず調べますよね、どんな嫁か…(追及心)。

それが、メンヘラ女だったのです。
自分と対極の嫁…(しかも子供2人目…)。
でも正直、スマートに接したのは正解だったなと思いました。
わたしは素知らぬふりでこの関係を続けたいと思っています。

逆襲に合う可能性はないものとして、以下がスイスイさんに聞きたいことです。

・メンヘラ嫁と仕事人間の彼との関係性(お互いまだ若いですが、付き合いは長いようです)
・メンヘラホイホイであろう彼を別のアプローチで癒す方法
・メンヘラホイホイな男性は求められることが快感のようになっていると思いますか?

事実を知ってからは、自分からの連絡は控え、彼のタイミング待ちのような状態です。
家庭の時間あったんかーい、と気重になっていたりもします。
でも、彼が求められることを求めているとしたら…と対策に悩んでいます。
(今までの傾向はその気ありだったようにも思います。)

実際のところはわたしの感情部分をどう処理するかが一番の問題です。
他に目を向け活動もしていますが、どうにも彼の魅力に勝てる人いる?って感じです。
わたしもたいがいです。
これは管轄外の質問ですが、ご意見をいただけたら幸いです。

ハッピー・ホームに反する内容でしたが、思い切ってご相談させていただきました。
よろしくお願いします。

(エマ・女・30歳・こっそりバツイチ)

あなたからの相談文って、あたらしいトリックアートかな? とおもうくらい、いろんな角度のあなたが登場する。

体で関係したいAさん:相手が妻子持ちとわかっても、そしらぬ顔で関係を続けたい。スマートに理性的に感情をコントロールできる自信に満ちるあなた。

心も関係したいBさん:相手を癒す方法が知りたいし、彼は「求められたい派」という認定(ゴーサイン)を得て思う存分愛情を爆発させたい。感情に翻弄されるあなた。

これまでの恋愛歴がAだったから、これからもAでいられる自信があるのはわかるし、途中まではそう読んでたのだけど…以下のあなたからの質問からこぼれ落ちるあなたの本心って完全にBなんだよな……。

・メンヘラ嫁と仕事人間の彼との関係性(お互いまだ若いですが、付き合いは長いようです)
・メンヘラホイホイであろう彼を別のアプローチで癒す方法
・メンヘラホイホイな男性は求められることが快感のようになっていると思いますか?

この「あなたのことを女体としか思ってないであろう彼」に対してあなたがどう悩み私と作戦を立てたとしても…あなたと彼のこの先は、彼の射精回数が更新されていく以外に進歩ないと思う。
いや、あなたは「素知らぬふりでこの関係を続けたいと思っています」と書いているけど、本当の本当にそれがあなたの望む未来なのだろうか?

で、そんなこととっくに気付いていそうな頭のいいあなたが、どうして今に至ってるのか。
今回は“「自分はこうあるべき」の呪縛”がすべてのトリック正体だと思う。

質問には一切答えないけど幸せにしてみせるから安心して聞いてくれ。

ラストメンタルサムライの鎧を脱ごう

あなたはきっと小さい頃から頭の回転も速くて、ワガママも言わず、平均以上の人生を歩んできた気がする。結婚したものの若くして離婚を決められたのも人生への美意識が高く、「自分はこう生きたい」という芯の通った、サムライばりの志を抱いてきたからじゃないかな。

だけど、その志が強度を増しすぎると「自分はこう生きたい」が「自分はこうあるべき」の鎧(ほぼ呪い)に変わりがち。
「騙され不倫でも、傷つかないでスマートに恋を続けられる私であるべき」の鎧で乗り切ろうとしすぎ。そうじゃなかったら、とっくに認められてる気がするのだ。
彼から明らかに真剣には相手にされていないこと。そしてあなた自身が今、ややメンヘラの入り口にいることに。
昔のままの恋愛パターンではその心は乗り切れなくなっているのは明白だから、その鎧、脱いでほしい。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
メンヘラ・ハッピー・ホーム

スイスイ

“メンヘラ”とは、もともと「心の病を患った人」を指すネットスラングです。でも今ではすっかりカジュアルに偏在しつつある“メンヘラ”。その樹海から脱け出したスイスイさんが、我が身を振り返りながら、今さら聞けないメンヘラの基礎の基礎、そして...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

inucococo リンクを読みにいっちゃった。 1年以上前 replyretweetfavorite

maliu63 やはりスイスイさん最高すぎる。自分が言われてるのかと→「「あなたがあなた自身の感情を無視しすぎてひどい!」ということは声を大にして言いたい。」@suisuiayaka | 1年以上前 replyretweetfavorite

kanamisomiso 「質問には一切答えないけど幸せにしてみせるから安心して聞いてくれ。」スイスイさんかっこよすぎ 1年以上前 replyretweetfavorite

qzqrnln スイスイさんのコラムはいつも優しい…泣く… 「これからは、『あなたの心の傷をちゃんとおおごとに思ってくれる、あえてスマートじゃないコミュニケーションも取りあえる、あなたのことを大好きな彼』を探してはどうかな。 」 https://t.co/fQRKNfHHU7 1年以上前 replyretweetfavorite