人と話をしていて、「話が浅いなあ」とあきれることは誰にでもあるだろう。
そして、これは話の中身によらない。漫画の話で驚くほど深い話になるときもあるし、哲学に関して浅い話しかできない人もいる。アイドルのことで深い話をする人もいれば、政治について恐ろしく浅い話しかできない人もいる。
誤解しないでいただきたいのだが、もちろん「浅い」のが悪いかといえば、とくにそういうことでもない。
カジュアルに楽しむ場で深すぎる話をされても困る。逆に、議論をしなければならないときに話が浅いのも困る。まあ、バランスだ。
ただ、会社において「こいつは薄っぺらい、浅い話しかできない」とみなされてしまうと、仕事ができないと思われる。それではいろいろと困るだろう。
だから、「浅い話」はなぜ浅く聞こえるかを知っておいても悪くはない。大きく次の4つのパターンに分かれる。
1 言葉の意味をよく考えずに使っている
ある面接で、こんな話があった。
「志望動機は?」と聞かれた応募者が「はい、御社の事業戦略を見て、私の◯◯のスキルが役立つと思いました」と言ったのだ。
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