山本一郎
クロサカタツヤ×田端信太郎×中村仁×山本一郎座談会 後編
コンサルタントのクロサカタツヤさん、LINE株式会社執行役員の田端信太郎さん、「豚組」「miil」で知られる中村仁さん、そして元切込隊長の山本一郎さんという豪華メンバーで行われた座談会も後編。どうしたって思い通りにならないのが子育てというもの。これだけ仕事で活躍されているみなさんも、やはり子育てではかなり悩まれているようです。後編はどんなお話が飛び出すのでしょうか。
私立にするか公立にするか
中村 山本さんはロシア以外の幼稚園はどこか探されたんですか?
山本 最初はシンガポールか、ロシアか、中継地点の札幌か、東京かで悩んでいたんです。4ヶ所のうち、1ヶ所の幼稚園にずっと行かせようと思っていたんですが、シンガポールは合わなくて、ロシアと日本で迷って、結局東京になったんです。
中村 それはどうやって調べるんですか?
山本 全力で調べるんですよ。電話して。電凸ですよ。
クロサカ・田端・中村 あはは。

山本 私の電凸能力を甘く見ないでくださいよ。私立も区立も通えそうな幼稚園を全部リスト化して上から順番に電話ですよ。
田端 それ、奥さんにまかせたりしないんですか?
山本 妻は、wishとかwill。実現が私です。妻が隣の区の区立や私立に入りたいって言ったら、ですよねーって言って電凸です。教育委員会とかにも電話します。
クロサカ・田端・中村 ぶははははは。
山本 私は電話が本当に気にならないんですよ。どんなところにも電話してしまうんです。調べものや交渉、電話が好きなんですよ。メールを送って返事を待っている間が嫌いなんです。
中村 わかるわかる。
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この連載について
山本一郎
cakesオープン時に掲載された山本一郎さんのエッセイ「この国で結婚をするということ」。大きな反響を呼んだこの記事ですが、今回はその続編ともいえる座談会。山本さんをはじめ、コンサルタントのクロサカタツヤさん、LINE株式会社執行役員の...もっと読む
著者プロフィール
1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる。統計処理を用いた投資システム構築や社会調査を専門とし、株式会社データビークル取締役、東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員、東北楽天ゴールデンイーグルス育成・故障データアドバイザーなど現任。統計分析や数理モデルを用いた未来予測、効果分析を専門とする。東京大学と慶應義塾大学とで組成される「政策シンクネット」の高齢社会研究プロジェクト「首都圏2030」の研究マネージメントを行うなど、社会保障問題や投票行動分析に取り組む。『ネットビジネスの終わり』(Voice select)、『情報革命バブルの崩壊』(文春新書)など著書多数。