週刊ダイヤモンド
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第22回】[鉄道員のDNA No.5]SLの火を絶やすな 整備ノウハウの継承者
時澤文夫(JR東日本高崎車両センター高崎支所技術専任役アドバイザー)/我妻 翼(JR東日本大宮総合車両センター車体科 SL班)
車両の“病院”と呼ばれるJR東日本大宮総合車両センター。数年に1度のペースで実施されるSLの大掛かりな検査は、部品一つ一つを分解して異常がないかどうかを入念にチェックする。運用しながらでも不具合を解消できる電車とは違い、SLは小さなほころびが大きな故障につながってしまうからだ。「現場に不良車両を出さないよう、ここで必ず食い止める」。整備士の我妻翼さんは、そう意気込みを語る。
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この連載について
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1987年、負債37兆円を抱えて日本国有鉄道は崩壊した。代わって誕生したJR7社は自律的な経営へ転じ、利益追求主義へとかじを切った。それから30年。7社の明暗はくっきりと分かれ、負け組企業には存続の危機が迫る。分割民営化の「ひずみ」が...もっと読む
著者プロフィール
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