​19年間喫煙可の店を禁煙にしたらどうなったか?

開店当初から喫煙可能なお店だったbar bossaを、一年半前に禁煙にした林伸次さん。近年話題になることが多い、飲食店の分煙化や完全禁煙。お客さんが増えるとも減るともどちらの意見も聞くことがありますが、実際禁煙にしたbar bossaはどうだったのでしょうか?

心地よいお店の雰囲気はどうやって作るのか?

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

お店を20年間続けてきて、一番心がけてきたことは、お客様に「ああ、楽しい時間だった。良いお店だったなあ。またこのお店に来たいなあ」って感じてもらうことなんですね。

ところであなたはどういうお店だと、「良いお店だったなあ。楽しい時間だったなあ」と感じますか?

①料理が美味しかった
②値段が安かった
③接客の感じが良かった
④店内の雰囲気が心地よかった

たぶんこの4つのことを、無意識のうちに心のセンサーで計測しながら「良いお店だったなあ」とか「もうこの店は2回目はないかなあ」って感じていると思うんです。

ところで、この①と②と③に関しては、普通お店の経営者が一番がんばっているところだし、ここがダメだとまずお客様は二度と来店してくれないポイントだと思います。しかし、④の「店内の雰囲気が心地よかった」というのってかなり難しいんです。

例えば、他のお客さんがすごく楽しそうに笑い声が聞こえて盛り上がっているのを「いい雰囲気だなあ」と感じるときもあれば、「もう騒がしすぎてこっちの会話が聞こえない、早くここは出よう」って感じるときもあります。

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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Salvare13918 19年間喫煙可の店を禁煙にしたらどうなったか?|林伸次 @bar_bossa | 9ヶ月前 replyretweetfavorite