国鉄 vs JR

第16回】[トップを直撃] 田村修二(JR貨物社長)

バブル崩壊後、1994年から5年間は年70億円を超える経常赤字を出し続け、目も当てられない状態が続きました。産業構造が大きく変化し、鉄道貨物輸送が得意としていた四つの「セ」、セメント、石灰石、石油、石炭の輸送量が急減していったのです。

 バブル崩壊後、1994年から5年間は年70億円を超える経常赤字を出し続け、目も当てられない状態が続きました。

 産業構造が大きく変化し、鉄道貨物輸送が得意としていた四つの「セ」、セメント、石灰石、石油、石炭の輸送量が急減していったのです。石油の輸送量でいえば10分の1になりました。それをコンテナ輸送に切り替え、同時にコスト削減に努めて利益改善を果たしてきました。

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1987年、負債37兆円を抱えて日本国有鉄道は崩壊した。代わって誕生したJR7社は自律的な経営へ転じ、利益追求主義へとかじを切った。それから30年。7社の明暗はくっきりと分かれ、負け組企業には存続の危機が迫る。分割民営化の「ひずみ」が...もっと読む

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