国鉄 vs JR

第14回】会計マジックで九州は上場 次の候補、貨物の深い憂鬱

JR九州が悲願の上場を果たした。優等生扱いされるJR九州ではあるが、実は、上場には高い壁が立ちはだかった。次の上場候補であるJR貨物にも波乱要因が持ち上がっている。

 「え? 三島会社って何だ? 九州を島と呼ぶなんてばかにしているんじゃないか──」。JR九州の青柳俊彦社長は、30年前のことを悔しそうに振り返る。当時、国鉄改革案が明らかになる過程で、「三島会社」という言葉がいつの間にか使われるようになっていった。

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1987年、負債37兆円を抱えて日本国有鉄道は崩壊した。代わって誕生したJR7社は自律的な経営へ転じ、利益追求主義へとかじを切った。それから30年。7社の明暗はくっきりと分かれ、負け組企業には存続の危機が迫る。分割民営化の「ひずみ」が...もっと読む

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