中居だけは叫んでいた。「いけ!! 森いけ!!」

28年間のSMAPの活動とその思いを、数々の言動から振り返り、幼少期から三十代に至るまでのファンの女性の28年の歴史と共に纏めあげ、「アイドルとは、ファンとは何か」を問い直すアイドルとファンのノンフィクション書籍『SMAPと、とあるファンの物語』。本書を公開する連載、11回目。依然ブレイクの兆しが見えないSMAP、巡ってきた「新春スターかくし芸大会」の鬼気迫る演目、その内容とは――。

 売れない時期のアイドルについて、ジャニー喜多川はこう語る。

「一番大切なことは、メンバーたちの心の問題だ。こちらも必死だが、彼らもどうなるのか複雑な気持ちになっていく。もちろん一生懸命努力はしているのだが、そういうときは空回りが多い」

 SMAPもやはり頑張っていた。

 しかし、それが空回りに終わっていた。

 これで終わりなのだろうかと、皆が思った。

 直前リリースの最新シングル『負けるなBaby! ~Never give up』は、ついに過去最低の売上枚数を記録してしまっていた。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
SMAPとそのファンの物語—あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど

乗田綾子

転校を繰り返し、不登校にもなってしまった。思い焦がれた上京は、失敗した。願ったとおりの現実を生きるのは、難しい。だけど――。小学校低学年から30歳に至るまで、とある女性の人生にずっと寄り添っていたのは、親でも彼氏でもなくアイドルだった...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

drifter_2181 【 #森くんと21年ぶりの共演 記念】レースのどんな怪我よりも痛かった「かくし芸」 「 3年弱前 replyretweetfavorite

mkabcz どういう風にどういう人が見てるかわからないな~。みたいなこと思った。テレビの影響。 約3年前 replyretweetfavorite

lady_buchi いつもずっとそれなりに好きなんだけど、中居くんが泣くたび沼の足下ががくっと沈むんだよな…。その最初。 約3年前 replyretweetfavorite

ssurahonda 音楽番組がなくなっても、アイドルという存在が当時は「普通の子供達」にもテレビを通じて確かに届いていたことがわかって興味深いです。では、今はどうなのでしょう…。 約3年前 replyretweetfavorite