毎日の料理は時短が大事。肉じゃがの隠し味にはしょうが使って。

弘兼流料理の基本は、とにかく時短で。そうでないと、毎日は続きません。天然素材から作る「万能出汁」を用意することもありますが、普段の味噌汁は、顆粒ダシでも全然OK。お惣菜の定番、肉じゃがも出汁醤油を使って気軽に作ります。しょうがをちょっと隠し味に。まったくの料理初心者でもやる気になる、と評判の最新刊『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』から、簡単レシピをご紹介。

味噌汁は顆粒の出汁の素も使う

 家庭料理で主婦が手を抜くことは悪いこととされてきましたよね。
 しかし、美味しければ工夫次第で、手を抜けるところは抜いてもいいじゃないか、という風潮を日本に定着させたのは小林カツ代さんだと思います。
 カツ代さんは料理研究家として働きながら二人の子供を育てる中で、時短のアイデア調理法をたくさん生み出しました。
 カツ代さんがテレビで時短調理法を普及させたおかげで、「これでもいいんだ」と、胸をなでおろした主婦が多かったといいます。そのカツ代さんが言い続けていたのは、「味噌汁だけは手間暇かけて作りましょう」ということでした。出汁をちきんととると家中に食欲をそそる香りが広がって、家庭が暖かくなるからです。

 出汁は和食の基本ですが、僕はまかないでは顆粒の出汁の素や出汁入り味噌も使います。
 自作の「万能出汁」を使うこともありますが、用意していないときは、インスタント出汁もどんどん使ってしまいます。
 母親が顆粒出汁ばかり使っていたために、子供が本物の出汁の味を知らずに育つというのは問題だと思います。
 しかし、まかないは時短が大きなテーマですから、それで美味しければ問題ないのです。この辺は仕事場の食事であるまかないが、主婦の家庭料理と違うところですね。
 男の日常の料理は、家庭料理とまかない料理の両方をうまく使い分ければいいのではないかと思います。

日々のおかずは楽に美味しく

  青背の魚(サンマ、サバ、アジ、イワシ)は安くて美味しいし身体にもいいので、よく食卓に上がります。サバは味噌煮にもしますけど、簡単にできてごはんも進みますからやっぱり焼きサバが人気ですね。紅鮭も焼くだけで美味しいからよく登場します。

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弘兼流 60歳からの楽々男メシ

弘兼憲史
マガジンハウス
2017-07-20

この連載について

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ヒロカネプロダクションのまかないメシ

弘兼憲史

漫画家、弘兼憲史さんの仕事場では、毎日まかないめしを食べています。買い物とメニュー決めは弘兼さん。一汁一菜にプラスαの健康ごはんのポイントは、①顆粒だしの素、だし醤油OK ②調味料は計らない ③缶詰、レトルトもフル活用 ④安い旬の野菜...もっと読む

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