包丁の練習をかねて、まかないきんぴらごぼうを作ってみよう。

切れ味のいい包丁があれば、切ること自体が楽しくなる。自分で簡単に研げるステンレス製がオススメ。包丁使いの練習も兼ねて、お惣菜の定番、きんぴらごぼうを作ってみよう。鶏挽き肉でボリュームアップしたまかないきんぴらごぼうは、人気メニュー。ごはん、味噌汁で立派な一汁一菜の完成です。まったくの初心者でもやる気になると評判の最新刊『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』から、簡単レシピをご紹介。


自分の包丁を持つと楽しい

 野菜を切っていると、いろいろな切り方を覚える楽しさに気がつくと思います。
 そしてきれいに切れるとけっこう感動するものです。

 これから料理をしてみようと思うのだったら、自分の包丁を持ってみましょう。
 最初から高級なものは必要ありませんから、結婚式の引き出物のリストにあるようなステンレスのものを用意します。
 包丁の刃の材質には、鋼(はがね)、ステンレス、セラミックの3種類があり、料理人が使う出刃包丁や刺身包丁などはほとんど鋼です。
 鋼は切れ味重視ですが、手入れが大変です。
 セラミック製の包丁は鋭い切れ味が続きますけど、1回切れ味が鈍るとなかなか自分で研ぐのは難しいのです。包丁研ぎ器で切れ味がよみがえるステンレス製のものが扱いやすくていいと思います。

 料理が楽しくなってきて、包丁にもこだわってみたいと思うようになったら、少し高いものを探すと、野菜を切っていても肉や魚を切っていても感動するような包丁に出会える楽しみがあります。

 包丁選びで大事なことは、とにかくよく切れるものを選ぶということです。
 よく切れる包丁はタマネギをきざんでいても、あまり目が痛くなりません。
切れない包丁を使うと、タマネギの細胞が壊れて目や鼻の粘膜を刺激する成分が飛び散ってしまうので、涙が出るのです。
 そのためには、切れ味が長持ちしなくても自分で簡単に研げるものがいいですね。

 切り方の基本は、包丁を前に出しながら野菜の繊維を切る「押し切り」と、肉や魚の細胞をつぶさず美味しさを残すようにスーッと刃を引く「引き切り」のふたつです。野菜の皮をむいたり骨などの硬いものを切るときには刃元、切れ目を入れたり細かい作業をするときには刃先を使います。
 気持ちよく使える包丁があると料理も楽しくなりますよ。

 料理を始めるときに、スーパーのレジ袋をキッチンの取っ手に縛り付けておくと、野菜の切れ端などをすぐに捨てられるので便利です。
 まな板で切ったらいらないところをサッと落とせるようにするのがコツ。袋がいっぱいになったら外して口を縛っておけば捨てやすくなります。そして、また新しい袋を縛り付けて使います。

きんぴらごぼうを作ってみよう

 簡単に作ることができて包丁の訓練になるのが「きんぴらごぼう」です。初歩的な「シンプルきんぴらごぼう」と、僕がまかないでよく作る「まかないきんぴらごぼう」の2種類を紹介します。

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弘兼憲史
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弘兼憲史

漫画家、弘兼憲史さんの仕事場では、毎日まかないめしを食べています。買い物とメニュー決めは弘兼さん。一汁一菜にプラスαの健康ごはんのポイントは、①顆粒だしの素、だし醤油OK ②調味料は計らない ③缶詰、レトルトもフル活用 ④安い旬の野菜...もっと読む

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