万能選手の大根は、皮の即席漬けがウマい!

安くておいしい旬の野菜は、献立の中心。いろいろな料理が登場するが、ヘビーローテーションはなんといっても大根。皮と葉を使った即席漬けは、サラダ感覚で食べられるヘルシーメニューで皆の好物。大根本体は、簡単イカ大根にしてはいかが。まったくの料理初心者でもやる気になる、と評判の最新刊『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』には、簡単レシピがいっぱい。

大根はコストダウンの強い味方

毎日節約や倹約のことばかり 考えていたのでは、日常生活が窮屈で辛いものになってしまいますね。 そういうときには、節約しなければいけないという現実を受け入れながらも、自分が楽しめる要素を考えてみるのです。
例えば、1カ月1万円の食費でどう暮らすかという「食費ゲーム」。テレビの番組でやっていたアレです。  ただし、テレビでやっていたように光熱費までそこに含む必要はないでしょう。僕はあの番組を見ている頃、自分だったらこうするのにな、という気持ちがあって、細かいシミュレーションをしてみたのです。その結果、1万円の食 費で自分が1カ月暮らせることを確認しました。

  ひとり暮らしの人の場合は、まずスーパーで5キロ1500円くらいのお米を買うところから始めます。 野菜で一番重宝するのが大根です。
 僕は、普段は1本180円くらいで売っている大根が、特売で100円くらいになっているときなどはうれしくなって絶対に買いますね。買ってきた大根は、葉っぱを落として必ずとっておきます。 よく最初に青い葉っぱを切って捨ててしまう人がいますけど、あれはもったいない。

 葉っぱを落とした大根は、4~5センチの幅で輪切りをして、皮をむきます。 このむき方を「桂むき」と言いますが、薄くむけばいいというものではなくて、輪切り部分を見ると皮と身の境目がわかりますから、その内側を厚めにむいていきます。
 輪切りは冷蔵庫で保存 輪切りの大根はラップをして、冷蔵庫に入れておけばいつでも使えます。味噌汁に入れてよし、煮物にしてもよし、おろしてもよしと、大根の使い道 はとても幅が広いのです。ひとりだったら、大根1本で3日分くらいはいろい ろと楽しめます。

 厚めにむいた皮は、横でも縦でもいいので細切りにします。最初にとっておいた葉っぱをきざんで、切った皮と一緒にボウルかどんぶり に入れ、そこに昆布と鷹の爪、塩を加えてギュギュッと手もみします。 昆布は「ふじっ子」でもかまいません。「ふじっ子」の塩昆布を使えば塩を加える必要はありません。鷹の爪は小口切りに細かく切って売っているものが 便利です。手もみした大根の皮と葉っぱは、3~4時間おいて水を絞ったら、1週間分 の漬物が出来上がります。顆粒出汁や旨味調味料を少し加えるとマイルドになって、また味わいが変わ ります。

 食費ゲームのコツは、とにかく特売品を集中的に買って、冷凍できるものは 冷凍庫で、冷凍しないほうがいいものは冷蔵庫で保存して、食材の無駄を徹底 的に省くことです。輪切りにした大根は、煮物にするのが一番ですね。

簡単イカ大根

イカの旨味が大根に染み込んで食欲倍増。

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弘兼憲史

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