さあ、一緒にお弁当を作ろう
今年の春で18歳になった娘。お弁当作りが始まったのが6歳の時だから……えっ、あれから12年!? 月日が経つのは早いものです。私が仕事で朝早く出てしまったり、夜帰って来るのが遅い時などは、冷蔵庫の中の素材を使ってひとりで料理をするように。だんだんと手が離れて私もずいぶん楽になりました。
春からは大学生。学食のメニューも充実していそうだし、友だちと外で食べることだって多くなるはず。さすがにもうお弁当はいらないだろうと思っていたら「たまには食べたい!」なんて言うではありせんか。だったら自分で作れるようになろう。たとえひとつでも、好きなものばかり集めたお弁当が作れたらすてきじゃない? どんなおかずがいい?とたずねると、しばらく考えて「ひじきの煮物と、ちくわの磯辺揚げ!」そんな答えが返ってきました。
あいかわらずの地味好みですが、たしかにすごくおいしそう。一から教えるから、よーく見て覚えてね。
《レシピ1》
「小さな頃からの大好物」
ひじきの煮物
まずはお弁当の定番・ひじきの煮物の下ごしらえを。
出汁を取って、材料を切って、こんにゃくを下茹でして……
「ひとつの料理なのにすることいっぱい」と娘。
きょうは、鍋いっぱいに作ります。
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