全人類」におすすめできる小説ってある?と聞かれたら……この本。

京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う名著を選んでみた。5作目はソ連が舞台の「歴史」と「文学」の間にある小説、『オリガ・モリソヴナの反語法』。私が「全人類」におすすめする本を挙げるとしたら、この本を挙げる。「最近感動してないなぁ」と思った方はぜひ。『人生を狂わす名著50』より特別連載。作家、有川浩も推薦! →公開は毎週木・金です。

「語られない歴史」が好きなあなたへ

『オリガ・モリソヴナの反語法』米原万里
(集英社)初出2002

教科書に記された歴史 VS 小説で描かれる歴史

私が「全人類」におすすめする本を挙げるとしたら、この本を挙げる。「歴史」と「文学」の間にある傑作です! #ロシア通訳者・エッセイストの著者による小説 #スターリン時代のソ連が舞台 #笑えて泣けて震える #現代東欧史に興味のある人ぜひ! #歴史が苦手な人もぜひ! #ソ連に関する小ネタ盛りだくさん #ミステリ仕立て #「最近感動してないなぁ」と思ったときに読みたい一冊


《人生を狂わせるこの一言》

夢を糧に、わたしたちは生きながらえていた。 

 世界を雑に見たくないです。
 時代とか歴史とかそういう大きなものに巻き込まれながら、マクロに圧倒されながら、一人ひとりの人間はミクロ単位でいろんなことを考えて食べて眠って起きて生きている。
 小説という媒体に力があるとしたら、そういう、大きなものに取りこぼされがちな、一人ひとりをすくうことじゃないのかなぁ、なんて思います。
 そしてこの『オリガ・モリソヴナの反語法』という一風変わった題名の小説は、見事なまでにその力を発揮しているのです。

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わたしの咀嚼した本、味見して。

三宅香帆

人気連載【京大院生が選んだ「人生を狂わす」名著50】がリニューアルして再スタート! 書籍『人生を狂わす名著50』の著者であり、現役の京大院生で文学を研究し続ける24歳の三宅香帆が、食べて、咀嚼して、吐いた本の中身を紹介するブックガイドです。

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コメント

Castella_34 『オリガ・モリソヴナの反語法』は本当に名著 約1年前 replyretweetfavorite

marekingu #スマートニュース 約1年前 replyretweetfavorite

m3_myk こちらでは米原万里さんの小説『オリガ・モリソヴナの反語法』を紹介してますが、エッセイ『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』 (新潮文庫)もおすすめなのですー!! 通訳とか翻訳に興味のある人に読んでほしい。ていうか笑える。めっちゃ笑う。 https://t.co/Evs46qgRer 約1年前 replyretweetfavorite

nerospecchio111 とても読みたくなる紹介文だけど、最後にamazonとかのリンクがないのは奥ゆかしすぎる。。 約1年前 replyretweetfavorite