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第15回】巨悪追い続けた“最強”捜査機関 栄光と挫折の検察70年史

検察庁事件史は政官財の闇に切り込む「特捜部」の歴史と言い換えてもいいだろう。東京、大阪、名古屋にあり、独自捜査で“検察の正義”を示し、不敗神話を築いてきた。

 検察庁法が施行されて半年後の1947年11月、戦後の混乱に紛れて横流しされた隠匿物資を摘発する(写真(1))部門として「隠退蔵事件捜査部」が東京地検に設置された。49年5月、特捜部と改称。創設に関わった馬場義続・東京地検次席検事(後に検事総長)は「特捜部生みの親」といわれる。弟分の大阪地検特捜部は57年に、名古屋地検特捜部は96年に設置された。

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弁護士、裁判官、検察官──。文系最難関の司法試験に合格した、選ばれしエリートたちだ。今回、特集班は彼ら法曹関係者113人に総力取材し、重厚な法曹界の扉を開け放った。その扉の向こうには、それぞれ固有の事情から没落の憂き目に遭う三者の姿が...もっと読む

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