若手は、仕事の秘訣として「人に聞け」と教えられることが多い。
「自分で考える前に質問をしに来なさい」
「質問することが大事」
そう言われる。
余談だが、Googleでは、新人のオリエンテーションで5つの行動指針を教えていて、その 1つ目は「質問する。とにかく質問する!」である(『ワーク・ルールズ!』ラズロ・ボック /鬼澤忍・矢羽野薫訳/東洋経済新報社)。
だが、それを素直に信じて質問をしたとしても、その人の評価ははっきりと2とおりに分かれる。
「すぐに聞きに来る、できる人」と「自分で考えない、ダメな人」である。
同じように質問しているはずなのに、何が評価を分けるのだろうか。観察すると、「すぐ聞きに来る、できる人」の質問には次のような特徴があることがわかる。
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