相手のことを想像して「気を利かせられるかどうか」がわかれ道になる【第3回】

家庭、学校、職場……多くの場所で求められる「コミュニケーション能力」。「空気を読む力」「人付き合いのうまさ」など、さまざまな解釈をされながら、その有無に悩む人が近年とても増えているようです。
好評発売中の書籍『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』(日本実業出版社)より、さまざまな角度から「コミュニケーション能力の正体」や「身につけ方」をお伝えします。今回は、「コミュニケーション能力」とは、結局「気が利くかどうか」ということについて。

ある人事の方が「6月に入ると、新人のあいだの実力差が見えてくる」と言っていた。

「そんなに早くわかるものなの?」と思う人もいると思うが、おそらく正しい。 この時期、多くの新人の役割は研修の受講と雑用であり、人によりやっていることにあまり差がない。だから、余計に能力の差が目につくのだ。

「いちばん差が出るのは、コミュニケーションの部分ですね」と、その人事の方は言う。

「コミュニケーション?」

「そう」

私は思わず笑ってしまった。

「コミュニケーション能力のある人を採用したのでは?」

「それはそうですけど、面接したのは現場の人、面接の素人だから、結局、人事が研修と雑用をやらせて、もう一度適性を見て、ふるいにかけているのです」

「なるほど」

「人事をそれなりに長いことやっていると、『面接で人の能力を見抜ける人』なんてまったくいないことがよくわかります(笑)」

「へえ〜」

「ま、話を元に戻すと、コミュニケーション能力がありそうだ、ということで採用した人も、 当たり外れがあるんです」

彼によれば「コミュニケーション能力が高そうに見える人」には2種類あるそうだ。

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仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

安達裕哉

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コメント

Aille_y なるほど→ 約2年前 replyretweetfavorite

HHIKARI7 これは納得。 約2年前 replyretweetfavorite

suguruko ”結局、コミュニケーション能力って、言ってしまえば『気が利くかどうか』” 約2年前 replyretweetfavorite

mdmyuchi7 これ、今正に職場で直面しています #営業女子 約2年前 replyretweetfavorite