May_Roma
相手の勤務先を気にしない英語圏は気楽
日本では相手との関係性の構築において、共通の所属組織や共通の体験などの「場」の共有を重視するので飲み会が多くなりがちです。元国連専門機関職員で国際経験豊富な@May_Roma(めいろま)さんは、「不寛容社会 - 「腹立つ日本人」の研究 - (ワニブックスPLUS新書)」では異なる文化圏の内情も紹介されています。
前回記事では、日本人は相手との関係性の構築において、共通の所属組織や共通の体験などの「場」の共有を重視すると説明しました。ですから、飲み会や行事が重要なのです。
今回はその続編で、私の著書「不寛容社会」からの抜粋です。
・「資格」を重視する北部欧州と北米
しかし一方で「場」のかわりに「資格」を重視する文化圏というのも存在します。「場」と「資格」のどちらを重視するかは、日本の外に出てみると随分と違うことがわかります。
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この連載について
May_Roma
海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む