お詫びと訂正
前回の記述について妻の三輪
記子 から厳重抗議を受けました。リリー・フランキーさんのイベントで、私と出会う前の「セフレ消防士」と再会したエピソードを紹介しましたが、「セフレ」ではなく、正しくは「ヒモ」だそうです。証拠として、二〇一五年にその消防士が週刊プレイボーイ連載のリリー氏の人生相談に登場した号を提出されました。一部内容を要約、抜粋します。
「今の彼女との結婚が決まっているものの、元カノのことが忘れられない」
もちろん元カノとは妻ではない。
M男 実は元カノと別れた後に三ヶ月ぐらいアラフォーの女性のヒモになっていたことがありまして……。
リリー 元カノと別れたことが、相当ショックだったんだねえ。
M男 ええ。それで、また、そのアラフォーの女性が、とにかく絶倫で……。僕は仕事から帰ってきて寝たふりとかするんですけど、許してもらえなくて。ほぼ毎日セックスしました。それで三ヶ月後には体がもたなくなって「もうできません」って謝ったんです。
リリー 二十代前半で、しかも消防士で体を鍛えているのに「もうできません」って言わせるそのアラフォーの女性は凄いなあ。
M男 そうしたら「家に住まわせてもらってご飯も食べさせてもらって、それでセックスができないってどういうことなの!」って六時間説教されました。それが今、ちょっとトラウマみたいになっていて……。
この「アラフォーの女性」が誰か、賢明な読者には説明するまでもないでしょう。読者の皆様には今後とも著者に同情の声をよろしくお願い致します。
なお今後、京都市内の消防署に放火があっても犯人は私ではありません。
樋口毅宏
すでに御存知の通り、この育児日記の二回に一回は妻への愚痴と暴露だ。
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