自分の子供だから可愛いわけじゃないですか、本当はブサイクだとしても

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまを〝満足させ〟つつ、あらゆる家事と育児を「完璧に仕切る」ファンキーな毎日のはじまりです。

2016年6月16日

 ドキュメンタリー映画監督の松江哲明さん御家族とお会いした。もともと数年前から映画館やマスコミ試写会で挨拶はしていた。

 ネトウヨが幅を利かせるツイッターの世界で、松江さんのアカウントを見つけてからというもの、氏の真っ当かつ率直な物言いに感激し、フォローさせてもらっていた。

 うちの一文かずふみは2015年の11月に生まれたけど、松江さんもその二ヶ月ぐらい前にお子さんが誕生していた。

 それを知ってますます親近感が増して、DMでお互いの赤ん坊の写メを送り合ったり、「母乳飲んでます?」「ワクチンは何を打ちました?」などと相談したりして、すっかりパパ友になっていた。

 前にも書いたように、松江さんの奥様はドイツ人でしかも美人。おふたりの赤ちゃんは写メを見るかぎり、それはそれは可愛い。

 奥様は赤ちゃんを連れて歩いていると、みんなが絶賛してくれるので、「学校で一番人気の男子に告白された気分!」とおっしゃっていたそうだ。

 これまで写メを見せていたので、妻も会えるが楽しみのようだ。

「でも俺はあの子を目の当たりにしても、可愛いなんて言わんぞ。松江さんは言われ慣れているからな。ここは心を鬼にして、封印する」

「それにはどういう意味が……?」と妻呆れ。

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おっぱいがほしい!—男の子育て日記

樋口毅宏

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏...もっと読む

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