魚介はなくても、ザ・パエリア。炒めて炊けば、玄米もすぐふっくら。

玄米を炊くには時間がかかる。少なくとも、水にはしっかり浸しておかないとダメ。というのが世間の常識でしょうが、生米を乾煎りしてから炊けば、すぐに柔らかくなるんです。この方法で玄米粥を作って食べていましたが、炒めてから炊くって、これはパエリアなのでは? と気づいた日から、簡単パエリアにはまりまくり。干し野菜のダシが効いて、スパイス不要、味付けは塩のみ。どうです、あなたも試してみませんか?

簡単パエリアにはまりまくる

 みなさまこんにちは。突然ですが、暑い季節の楽しみは何と言っても赤味噌の味噌汁ですぞ!辛くてシャキッとするこの感じは赤味噌にしか達成できないミッションです。生き返ります。なので毎年この時期になると、「赤味噌王国」名古屋出身であることが誇らしく、ニヤニヤとしているイナガキです。

 さて、夏は玄米が重い……ということはすでに何度か書きました。
 なので麺を食べることが増えるのですが、もう一つの選択肢が「玄米粥」です。

 玄米を一からおかゆにしようと思うとえらく時間がかかってしまうけれど、実は裏技がありまして、玄米をパチパチとはぜるまで乾煎りしてから水をたっぷりと足しておかゆにすると、すぐに柔らかくなるんです。
 香ばしくてサラリとしていて重くない。栄養もたっぷり。水分補給にもなる。
 素晴らしい!

 ……というわけで、具にニラやトウモロコシを入れたりしてしょっちゅう作っては機嫌よく食べていたんですが、ある日いつものように玄米をパチパチと煎りながらふと、これってどこかで見た光景だなあと……。

 そうだ! パエリア!  乾煎りじゃなくてオリーブオイルで炒めたら、あとは水と具を足して……って、作り方、ほとんどパエリアと一緒じゃん。

 というわけで早速パエリア(のような何か)を作ってみました!

 まずは、フライパン代わりに使っているミニダッチオーブンにオリーブオイルと玄米を入れて、しっかり炒めます。
 そこへ干したゴボウとニンジンとゴーヤと赤ピーマン(つまりはベランダに放置していた干し野菜全部)を加えてさらに炒め、そこへ水をジャッと入れる。水加減は適当ですが、だいたいいつものご飯を炊くような感じでいいかなと。
 で、パエリアといえば魚介が入っていることが多いけれど、あいにくそんな洒落たものはありゃしない。しかし、ちょっとは海の風味が欲しい……。あ、そうだ! 小さく切った出汁昆布と塩を投入すればいいじゃんよ。

味付けは塩だけ、スパイスもなし

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アフロえみ子の「自由メシ!」

稲垣えみ子

アフロで無職で独身の、稲垣えみ子53歳。朝日新聞退社後、激変したのは食生活。メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、超低予算ながら、本人はいたって満足。冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!? レシピ本不要、作り置き...もっと読む

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