大谷ノブ彦(以下、大谷) 今回はぼくのりりっくのぼうよみさんにゲストに来ていただきました!
ぼくのりりっくのぼうよみ(以下、ぼくりり) よろしくお願いします〜。
柴那典(以下、柴) しかも本人から出たいと言っていただいたということで。
ぼくのりりっくのぼうよみ(以下、ぼくりり) そうなんですよ。cakesで読んでいて。
柴 いやー、ありがたいですね。実はこの連載ではデビュー直前、2015年の11月くらいのタイミングで「天才高校生あらわる」ということでいち早く取り上げさせていただいてたんですよね。「すべてを俯瞰で見えてしまうがゆえの孤独がある」とか言って。
大谷 あれ、あんなに上から目線でしたっけ!?
ぼくりり ははははは。
クラウドファンディングと音楽のこれから
柴 今回はまず「ぼくりりの考える音楽のこれから」みたいなテーマで話をしようと思うんです。というのも、去年に『ディストピア』というEPを出したとき、アーティスト写真でCDの遺影を持っていたじゃないですか。
大谷 あれ、誤解も含めて反発も相当あったんじゃないですか?
ぼくりり あー、別にあんまりなかったですね。覚えていないだけかもしれないですけど。
柴 あとは『Noah's Ark』というアルバムを出したときに、クラウドファンディングもやってましたよね。その資金で「Noah’s Ark」というオウンドメディアを立ち上げた。あれは自分のアイディア?
ぼくりり そうですね、やりたいと思って。
大谷 クラウドファンディングに関しては 僕も思うことがあって。というのは、僕、副業で芸人やってるんですよ。本業が「音楽番組によく出る人」で、4番目くらいに一応漫才っていうのがあるんですけど。
ぼくりり 副業だったんだ(笑)。
大谷 で、芸人の世界でもクラウドファンディングはどんどん増えていくと思うんですけど、最近それに関して吉本興業の社長の大崎さんと話した時に言われたことがあって。