フェル先生のさわやか人生相談

第1回】スマートな別れ方を教えて!

恋愛投資家フェルディナント・ヤマグチが、あなたの恋と仕事の悩みにお答えするQ&A連載。第1回から飛ばしています。回答を読んで、彼氏と別れたくなった方、人生の岐路で悩んでいる方、フェルディナント先生にしかられたい方、質問どしどしお待ちしています。

※「フェル先生のさわやか人生相談」では、フェル先生に相談したい質問を募集しています。お悩みのある方は、専用フォーム(匿名可)からご応募ください。

スマートな別れ方を教えて!

Q1. 2年付きあった彼と微妙な雰囲気になってきたので、どうしたものかと思っています。フェルさん流のスマートなフり方、フラれ方があったら教えてください。(24歳・女性・事務)

A1. お送りいただいたご質問から察するに、2年間付き合った彼氏に飽きて来たので、“あなたの方から”ボチボチ関係を終了させてやろう、とお考えのようですね。で、別れるに際して、なるたけ相手の男性がガタガタ言って来ないように、さらに二人の関係を知る友人知人親戚縁者の皆様からも、極力「ヒデー女だ」と言われないように、モメぬよう、波風立たぬよう、後ろ指を指されぬよう。軟着陸的に関係終了できやしまいか、と都合のよいことをお考えのようですね。

結論から申し上げますと、スマートな別れ方などこの世の中には存在しません。交際が深ければ深いほど、また長ければ長いほど、別れ際はドタバタジタバタするものです。私の別れ際も大抵は大モメにモメます。死にたいと泣かれたこともありますし、殺してやると脅されたこともあります。幸いなことに相手が死んだことも、また私自身が殺されたことも一度もなかったので、今でもこうしてのうのうと暮らしている訳ですが、かなり怖い思いをしたことは何回かあります。

だいぶ昔の話ですが、仕事でオーストラリアに住んでいた頃、CA(当時はスチュワーデスと言ったものです)と交際するのがちょっとしたマイブームになっていました。

CAの皆様は、海外在住の日本人男性に対して非常にオープンであり、何と申しますか、ヤリ放題の入れ食いの状態でした。その中の一人が変なふうにトチ狂ってしまい、「私のことが好きならば、日本に帰ってきて一緒に暮らしてほしい」と言い始めた。日本へ帰る気など毛頭ありませんでしたし、そもそもその女性のことは好きでも何でもなかったので、それをその通り率直に申し上げると、彼女はブリスベンのシェラトンホテル(当時のJALは景気が良かったので、そこが乗務員の宿泊先でした)の部屋で号泣し、ここから飛び降りて死にたいと言い出しました。しかしシェラトンの窓ははめ殺しですから開けることができません。当然飛び降りて死ぬことは不可能です。

私は部屋の構造を申し伝え、非常階段からなら飛び降りられるかもしれませんよ、と部屋備えつけの避難経路図を親切丁寧に示して順路まで教えて差し上げました。すると……あれ?何の話でしたっけ?そうそう、スマートなフり方、フラれ方でしたね。ともかくですね、スマートに別れられる交際があるとすれば、それは底が浅く、“どうでもよかった”交際であるとしかいえません。

“粋な別れ”なんてのは、演歌の中の幻想でしかないと知るべきです。それから、“フる”とか“フラれる”などにはあまりこだわらない方が良いと思います。言い出したほうに優位性があると考えている人が多いようですが、“関係の終了”に関して、どちらが後か先かは重要ではありません。あ、ブリスベンの話ですか。これはまた別の機会にでも……。

オトコはいつまでモテたいの?

Q2. 仕事などで会う男性は、結婚していても、何歳になっても、「モテ」を意識して生活しているようにみえます。大変だなあと思うのですが、ぶっちゃけ、男性は、いつまでモテたいんですか?(28歳・女性・IT)

A2. ぶっちゃけ死ぬまでモテたいです。モテがあらゆることのモチベーションになるので、大変でも何でもありません。女性は何歳になってもお化粧をしますよね。そしてそれが「大変な作業」とは思っていない。それと一緒です。

カレがダサい!!

Q3. 彼がダサい。とにかく服装がダサいです。こだわりがあるようには見えないのですが、33年間それでやってきたことを思うと、なかなか「変えたほうがいいよ」と言い出せません。彼を傷つけないように伝える方法はありますか?(33歳・女性・研究職)

A3. あなたブスでしょう?しかも服のセンスが悪そう。Look at your self!と申し上げたいです。

いろんな相手にモテたい

Q4. 特定のタイプ(たとえばカルチャー系)とは仲良くなれるのですが、ほかのタイプ(たとえばギャル系)とはまったく会話が続きません。フェルディナントさんはいろんなタイプの女性とお付き合いした経験がおありかと思いますが、どんな相手でもファーストインプレッションで心をつかむコツを教えてください。(27歳・男性・営業)

A4. 無理して合わせることなどないじゃないですか。例えばギャル系に迎合して彼女らが好みそうな話を仕入れて開陳した所で、「キモい」の一言で片付けられるのがオチというものです。特定の得意分野をうんと掘り下げて、そこに“根っこ”を作る事ができれば少しずつ世界は広がっていくと思います。相手の心をつかむコツはただひとつ。「相手の話を親身になって聞く」ことです。

フェルディナント先生のお言葉

初回からたくさんの相談をお寄せいただきありがとうございます。 しかし悪趣味な企画が始まったものですねぇ。
悩みをお送り下さる方は真剣そのものなのでしょうが、それをご覧になる多くの読者諸兄は、他人の悩みや不幸をご覧になってニタニタされる訳ですから、これ以上の悪趣味は有りますまい。正に「他人の不幸は蜜の味」状態。

しかしこうした企画は非常にウケがよろしく一定の需要が見込めるのも事実でして、TBSラジオの「ズバリ快答!テレフォン身の上相談」なんて40年以上も続く長寿企画ですし、ニッポン放送の「テレフォン人生相談」に至っては、今年の2月で48年目に突入した超長寿番組です。

マッタク日本人は……と卑下する必要はありません。ドイツには同じニュアンスで「schadenfreude」(シャーデンフロイデ)という言葉がありますし、中国の古い言葉には「幸災楽禍」というものがあります。いずれも「他人の不幸は蜜の味」というほどの意味合いです。

脳には感情や意志決定などに関わる「線条体」と呼ばれる部位が有るのですが、「他人の不幸」を見ると、この部位が活発に活動を始めることが分かっています。つまり「他人の不幸は蜜の味」は科学的にも証明されている。

毎日人の不幸を笑っていると、徐々に人相が変わって来てしまいますからホドホドにしておくべきですが、まあ週に一回程度ならヨシとしましょう。これから毎週一本のペースで皆さまの悩みにお答えしていきます。

Photo: Untitled |sunshinecity

ケイクス

この連載について

フェル先生のさわやか人生相談

フェルディナント・ヤマグチ

恋愛投資家フェルディナント・ヤマグチが、あなたの恋と仕事の悩みにお答えするQ&A連載。第1回から飛ばしています。回答を読んで、彼氏と別れたくなった方、人生の岐路で悩んでいる方、フェルディナント先生にしかられたい方、質問どしどしお待ちし...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード