藤田貴大
ブラジャーについて。
―その着け心地だって知っておきたいー
【第12回】まさか、女子の肌にもっとも近いブラジャーを敵対視!? 見えそうで見えないブラジャー問題に大胆に干渉し、胸の形にだってこだわらずにいられない(男子)演劇作家が、その胸の内をこっそり独白! その着け心地だって知りたいという、その訳は・・・。
ブラジャーについて、たまに猛烈に気になってしまう。最近、ニュースを観ていて、スポーツキャスターの胸のかたちってなんかおかしくない? とおもったことからまた再熱した。正しくは、あのかたちって、ブラジャーがおかしくしているのだ。たまに、違和感のある胸の形は、すべてブラジャーのせいだとおもう。とある卓球選手も、あれはブラジャーが変なのだ。サイズが合ってないか、ブラジャーが胸のかたちを決めようとしているのだ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
16959
false
この連載について
藤田貴大
演劇界のみならず、さまざまなカルチャーシーンで注目を集める演劇作家・藤田貴大が、“おんなのこ”を追いかけて、悶々とする20代までの日常をお蔵出し!「これ、(書いて)大丈夫なんですか?」という女子がいる一方で、「透きとおった変態性と切な...もっと読む
著者プロフィール
1985年生まれ、北海道出身。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻、2007年に『スープも枯れた』でマームとジプシーを旗揚げ。2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2013年『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。』で初の海外公演。さまざまな分野のアーティストとの共作を意欲的に行うと同時に、中高生たちとのプロジェクトも積極的に行っている。主な演劇作品は『あ、ストレンジャー』『cocoon』『書を捨てよ町へ出よう』『小指の思い出』『ロミオとジュリエット』『sheep sleep sharp』など。著書に『おんなのこはもりのなか』『Kと真夜中のほとりで』がある。