2016年2月7日
笑い話として聞いて頂ければ幸いなのだが、自分だけでなく、男として常に付き纏う不安を今回は議題に挙げたい。
「ウチの子、本当に俺の子か?」問題だ。
ずいぶん前になるけど、ホラあったじゃないですか。元光GENJIの大沢樹生が、離婚した後も引き取って育てていたわが子とDNA検査をしたら、「父子確率0パーセント」って結果が出た事件。
恐ろしいですよね。ブルってこない男はいないと思う。
芸能界にかかわらず、自分の身の周りでも、この手の話を案外耳にしてきたし。
何よりも、ウチの子の母親は三輪
東大在学中に一回、卒業後も一回、婚約破棄がある。
過去の男性遍歴も凄まじい。「よくもまあ手広くと……」と、言葉を失うほどだ。本人の口から語られたことをここで真っ正直に書いたら、このページは「黒い報告書」(新潮社)に移動するだろう。
現に子供が生まれる前、京都の家の近所をふたりで歩いていたときのこと。妻が自分から男に声をかけて、何やら楽しそうに話しだした。僕も隣で、適当に笑顔で相槌を打った。
しばしの立ち話の後、「あの人だれ?」と訊ねたところ、妻は、はにかんだ表情で、「セフレ」と宣った。愕然とする僕に、妻はフォローのつもりだったのか、付け足した。
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