恒例の「ウチの子かわいい自慢」やってもいいですか?

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまを〝満足させ〟つつ、あらゆる家事と育児を「完璧に仕切る」ファンキーな毎日のはじまりです。

2016年1月30日

「ウチの子可愛い自慢」、ご多分に漏れず、僕もやっていいですか?

 あ、「勝手にやってろ、ケッ」って場合は読み飛ばして頂いて構いませんから。

 いやね、ちょっと小耳には挟んできました。「ウチの子が可愛くてたまらない」ってやつ。

 聞いてきたエピソードを挙げていくとキリがないんですわ。

 水道橋博士はお子さんが生まれるまで、芸能人が自分の子供をメディアに顔出しする気持ちが理解できなかったそうです。

「そんなに自分の好感度を上げたいのか。わが子を商売の道具に使うな」と、本気で憤っていた。

 なのに長男たけしくんが生まれると、育児雑誌で連載を始めた。

 博士はキリッとした顔だし、奥様も「わお」ってぐらいの美人なので(僕はそのむかし、おふたりが載った「結婚」欄をファイルするためだけに週刊新潮を買いました)、赤ちゃんの頃からたけしくんを「芸能界でいちばん可愛い顔」と吹聴していた時期があった。

 光浦靖子さんだったかな? 「極楽とんぼの加藤さんの子のほうが可愛いよ」と言ってヤキモキさせたとか、それを聞いて笑っていたなあ。

 他にも三年ぐらい前、TBSラジオ「TOP5」で、本職はCMディレクターのコンバットRECさん(日本人です)が、いつもは衣笠祥雄や千葉真一など、理想の男について熱く語っている人が、幼い娘さんについて話題を振られたときのこと。

「この子の可愛さをみなさんにお見せしなければいけない義務感に駆られるんですよ!」

 何を言っているんだと思っていましたよ、ええ。

 どいつもこいつもみんなして、「自分の子がいちばん可愛い」だあ?

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おっぱいがほしい!—男の子育て日記

樋口毅宏

子育ては、この世で一番ハードでクリエイティブなワークだ! 無頼のハードボイルド作家である樋口毅宏さんが、いつのまにか専業主夫になってしまった男の子育て日記『おっぱいがほしい』を特別掲載します。 美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏...もっと読む

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