石川浩司さんに続き、FOK46はその後もありがたい薫陶を受け続けた。
ピアニストの三柴理氏からは、秋葉原でのジョイントライブの後「俺、ギターのことはわからないから、いいんじゃない? 今日ので」とのお言葉をいただき、漫画家でありながらギター弾き語りに関しては30年の先輩であるみうらじゅんさんからは「大丈夫だよ、大槻君MCはいけるから、歌のとこカットしてしゃべりのとこだけのCD作ればいいじゃん」綾小路きみまろのような、とのアドバイスを高円寺でのライブ後にちょうだいした。
まったく、まったくもって持つべきものは楽器の先輩であるなと思ったしだいである。
『でも、もうちょっと身につく助言をくださる方はいないものかしら』
そう思っていた矢先であった。なんとあのエンケンこと遠藤賢司さんから、御自身の65歳の誕生日ライブでFOK46をやってほしいとの直電をいただいてしまったのだ。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。