なぐる、なぐられるの果てに、おもうこと。
-男子<女子の「肉体」の理由-

【第8回】楽屋の片隅で、女子を眺め、男子も眺め、毒づいているのは、なにゆえに? 「ぼく好み」の肉体って、いったいどんなカタチ? 演劇作家が男子の「肉体」を徹底検証・・・・する? しない?

本番前の楽屋で、役者さんたちが衣装に着替えていたり、ヘアメイクだのなんだのってせっせとやっている空間では、演出家って職業はなんとなく肩身が狭いし、あんまりやることがなくて、もてあます。しかもいま、この楽屋にはめずらしく男子がおおいのだ。女子はほとんどいない。ほんとうにつまらない。なんで男子がたくさんいるのか。意味がわからない。そんな空間の片隅で、いま、ぼくはこれを書いている。

男子4人は「肉体」について取り組んでいる。去年の夏から約1年間、ボクシングジムに通っていて、本格的にボクシングを習ったのだ。ぼくはボクシングでつくられる筋肉が好きだ。それはほかのスポーツではつくられることない、筋肉だ。男子たちにはプロテインを買い与え、ボクシングジムの会費もぼくがすべて出した。それくらい彼らには変わってほしかったのだ。ぼく好みに。

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2017-04-13

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ohshima_tomoe (なにが起こっているのだろう、、8回と9回のあいだに。。。) 3年以上前 replyretweetfavorite