※「フェル先生のさわやか人生相談」は、noteの定期購読マガジン「週刊フェル」にお引越ししました。詳細は記事の最後をお読みください。
「彼以上の人はいない」と思ってしまいます
初めまして。いつも心に刺さる言葉をありがとうございます。私個人にもぜひその言葉をかけていただきたいと思い、ご相談させていただきました。
私は職場の先輩のセフレを1年ほどやっていました。彼は最近結婚し、私自身は2年ほどフリーです。先輩の奥さんも職場の先輩ですが、お互い名前と顔、評判を知っているくらいの関係です。
彼とはもともととても仲のいい先輩で、複数人で飲み行くことも多く、LINEもほぼ毎日していました。ある時二人で飲む機会があり、いつものようにフザけていたところ勢いあまってそのままセックスしてしまいました。そのあとは立派にセフレ化。週に最低1回、多い時は3回、会社帰りにわたしの家に来てはセックスをして帰る、という生活が約半年続きました。
実は先輩と出会った当初、私は先輩のことが好きでした。けれども同棲している結婚前提の彼女がいることと、私の友人にもちょっかいをかけていることを知ってから冷め、好きな気持ちを忘れていました。なりゆきでセフレになったときも、「もともと体が好きだったし、そこだけいただけてラッキー!」とか思ってました。彼のプロポーズ前夜には応援メールを送りました。
そのあとは、まあご想像通りかと思いますが、まったく割り切れていない自分に気づきました。私は、「自分の性生活のためにセフレをもつ自由奔放なある意味かっこいい女」を演じたかっただけでした。「好きな男の都合のいい女」なんていう負け犬じみたレッテルが嫌で、ウィンウィンの関係だと思い込もうとしていたわけです。
でも、ここ最近彼とその彼女の結婚式があり、それを機にあれだけしていたLINEもセックスもやめることができています。結婚式を見て、あまりに幸せそうで、あまりにも自分が可哀想になったからです。けれども、彼からはもう一度私を自分のものにしたい態度が節々から感じ取れます。そして最悪なことに、それが嬉しい私がいます。
私は正直モテるので、こんな男にハマってしまい悩んでいることがすごくプライドに触っています。でも好きなものは好きで、彼以上の人がいないとも思ってしまっています。他のいろいろな男性からのアプローチもまったく響かず、イライラするばかりです。
私と彼は仕事や人間関係上、顔を合わせることや連絡のやりとりをやめることは不可能なので、戻ろうと思えばあまりにも簡単に戻れてしまいます。その気持ちを止めているのは、自分のささやかなプライドだけです。いつ誘惑に負けるかわかりません。
私は先輩の彼女のように幸せになりたいのです。けど、こんなふうなウダウダぐずぐずした気持ちをもっていては一生幸せになれないこともわかっています。こんな私をがつんと叱咤激励してください!!
(24歳・女性・会社員・マンシェリー)
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