企業は「伴走者」になっていく
オイシックスや成城石井、「北欧、暮らしの道具店」といったお店やサービスは文化であり、そこに集まる人たちを支える応援団みたいな存在というべきでしょう。それに対してセブン‐イレブンやイオン、ユニクロ、アマゾン、楽天は多くの人々の生活を支える大規模なインフラになっている。
多くの人々の生活を支え、機能消費を提供する大規模なインフラとしてのお店。
文化をつくり、つながり消費を生みだしていくお店。
これからのお店は、こういうふたつの方向へとゆるやかに二分していくと考えていくべきでしょう。
オイシックス社長の高島宏平さんは、オイシックスがお客さんに提供したいのはすごい新製品とか流行ではなく、「らしさ」なんだと言います。
たとえばカフェチェーンのスターバックスを例にして考えてみましょう。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。