週刊ダイヤモンド
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第14回】現金湧き出す遺品整理の現場 玉石混交! 業者選びのコツ
独居老人や認知症の高齢者の増加に伴って、遺品整理業者が急増している。玉石混交の中で、適正化に向けた業界の取り組みと、業者選びのポイントを紹介していこう。
東京都の東部にある某大学のキャンパスから程近い住宅街の一角に、4年間あるじがいない家がある。
1階部分は、元の住人である夫婦が以前に営んでいた雑貨店と、住居部分の居間と台所で、2階が寝室という間取りだ。
夫は数年前に他界し、86歳の妻が1人で住んでいたが、その後認知症を患い、今は介護施設に入居している。夫婦には子どもがおらず、そのため空き家として長年放置されていたわけだ。
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この連載について
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2033年に、3軒に1軒が空き家になる──。そんな衝撃的な予測が駆け巡った。最大の理由は、高齢の親から相続する実家だ。すでに郊外には空き家となった家屋が溢れ、国が対策に乗り出した。個人ができる対策は何か。相続から実家の片づけ、売却から...もっと読む
著者プロフィール
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