千葉リョウコ /監修:宇野彰
必要なサポートがイジメにつながる現状、中学生で将来を考える現実…
中学校入学前の就学相談。発達性読み書き障害のためサポートをしてもらえないか尋ねるも、教育委員会の先生からは「イジメにつながる可能性があるため、中学では難しい」との回答。「必要なサポート」と「ひいき」は違うはずなのに、必要なサポートを受けることは「特別なこと」ではないはずなのに、それが許されない現状があるのです。
第7話「サポートと将来の夢」
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この連載について
千葉リョウコ /監修:宇野彰
「発達性読み書き障害」(発達性ディスレクシア)とは、 発達障害の一種で、読み書きの能力だけに特に困難を示す症状のこと。日本でも、40人学級に3人がこの「発達性読み書き障害」だという調査結果が出ています。
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著者プロフィール
漫画家。千葉県在住。家族は夫と専門学校生の長男、高校生の長女、小学生の次男とトイプードルの5人+1匹。長男と長女のふたりが「発達性読み書き障害」と判定され、それぞれの性格や症状にあったサポートをすべく奮闘中。著書に『うちの子は字が書けないー発達性読み書き障害の息子がいます』(ポプラ社)などがある。
筑波大学教授、NPO法人「LD・Dyslexiaセンター」理事長。
著書に『ことばとこころの発達と障害』(永井書店)、『小学生の読み書きスクリーニング検査―発達性読み書き障害(発達性dyslexia)検出のために』(インテルナ出版)などがある。