ラードはデブとズッ友。ブスにとっても、寂しい時にLINEしてしまう元カレ的存在
顔にラードを塗る美容法が生まれたらしい。
ついにここまで来たか、と感慨深い気持ちでいっぱいだ。みんな知っていると思うが、女というのは美しくなるためなら何でもすることで有名な生き物である。
若さを保つために、処女の生き血をジャブジャブ浴びまくった女だっていた。そういった偉大な先人のおかげで、我々は、カタツムリや毒蛇を顔に塗るぐらい屁でもないのである。
それだけではなく、時には眼球すれすれにアートメイクという名の入れ墨を入れたり、顔面自体を切ったり縫ったりと、美の為には、グロいとか、痛いとかは言っていられない。そうしなければ、自分の顔が一生、グロ痛いカテゴリになってしまう。
よって、もう我々は、どんな美容法が現れてもあまりビックリしなくなったし、それを目の当たりにする男たちのリアクションも薄くなった。
嫁が、これから起こる陰惨な事件を予感させる、スケキヨスタイルで登場しても、もうそれがそういうパックなのだとわかっているので何も言わない。むしろ、女の美容に口を出した方が事件(翌日、自分が湖に垂直に突き刺さった姿で発見されるなど)が起きるのである。
しかし、ラードというのは話が別な気がする。
何せラードといったら、デブが主食にしてそうな食べ物ランキング10年連続第1位、「試合がつまらなくなるから、ラードさんには出場を控えてもらいたい」と大会側に言われているにも関わらず、それでも1位のラードだ。
もちろん、そんな大会はないが、やったとしたら多分、1位だと思う。むしろ、ラードが1位とわかっているから大会が行われないのかもしれない。
少なくとも、デブとはズッ友。ブスにとっても、寂しい時にLINEしてしまう元カレ的存在。ともかく美容とは対極にありそうなのがラードだ。