約1年ぶりの街ぶら企画の行き先は……?
お久しぶりです。こんにちは。なでksジャパンの四女・日笠麗奈です。
不定期連載の「なでksジャパンのアイドル桜梅桃李」、最近は更新回数が少なくなった分、実に濃い内容の記事ばかりが公開されていますね。特に前回の「アイドルの25歳」は読み応えたっぷり。アイドル好きとして、25歳をちょいと前に経験した同じ女として、色々と考えさせられる内容でした。
でもね。まじめな記事もいいんだけどね。私は、皆さんに記事を読んで楽しんでもらいたい気持ちと同じくらい、なでksと遊びたいという気持ちが強いのです。今は、僅差で「遊びたい」の勝ちです。だってあったかくなったし。お出かけしたいし。
というわけで今回は、実に約1年ぶり(!?)の街ぶら取材だよ! やったー! 取材先に向かう電車の中、
日笠「もう、どんな心持ちで取材すればいいのか忘れたよ。」
竹中「街の中にひそむアイドル性を見つける…みたいな感じだよね。」
日笠「ほう……(ピンときてない)」
竹中「まぁ最悪、久々なんでアイドル性見つけるの忘れてましたー!でいいんじゃない?」
という会話が繰り広げられるくらいには久しぶり。
今回訪れたのは「江戸東京たてもの園」。JR中央線・武蔵小金井駅からバスで約5分、都立小金井公園内にある野外博物館です。江戸時代から昭和中期までの歴史的建造物が数多く移築・復元・展示されていて、その敷地面積はなんと約7ヘクタールにも及ぶそう。
概要だけ聞くと、なんだかちゃんとしてて、なでks取材らしくない施設だな……? 学生時代、歴史の授業がまぁまぁ苦手だった私、不安が募ります。
公園の中には、長女・なゆみの好きなタイプのおじいさんがたくさん。謎の楽器を演奏するおじいさん、ベンチで爆睡するおじいさん……。
そんな、なゆみ歓喜のおじいさんロードの先に「江戸東京たてもの園」はあります。
いかにも”ちゃんとした博物館”の入り口です。
さっそく園内に入り、まずはボランティアガイドのお姉さまに園内の見どころを説明していただきました。
「たてもの園は3つのゾーンに分かれていて、西ゾーンには農村や洋風のお家、東ゾーン・センターゾーンには下町やお屋敷があり、街並みが再現されています。東ゾーンには”千と千尋の神隠し”のモデルになった建物もあり、ほとんどが実際に入ることができるんですよ」
「街並みを再現」、「実際に入れる」、なんとまぁワクワクするワードだらけではありませんか! 不安はどこへやら、一気に回るのが楽しみになりました! ありがとうガイドさん! 説明上手ですねと伝えると「頑張って覚えたの♡」って照れる姿もキュートでした。
チャンネー線が走る憧れの昭和
まずは下町の風景が楽しめるという東ゾーンから。最初に目に飛び込んできたのは、黄色い電車。昭和37年製造の都電7500形です。
実際に乗り込むことができちゃう! もう楽しい!
リラックスしすぎてただの移動中みたいですが、非常に貴重な乗り物です。
この電車、注目すべきはその停車駅。
「渋谷→西麻布→六本木→溜池→虎ノ門→新橋」
おわかりいただけただろうか。渋谷のクラブ、西麻布・六本木で社長と”お食事会”、溜池・虎ノ門の夜景の見えるバーで一杯、新橋の安居酒屋で女だけの反省会……そう、見事に現代女性の夜遊びスポットばかりに停車しているんです。そんな路面電車があったのか!
特に「西麻布」に停まるのはアツいですよ。お車代もらって西麻布で飲んでる女子たちは実際タクシーなんて使わず、ガッツで六本木駅まで歩いてますからね?(関係者談)
というわけでこの電車、我々は「チャンネー線」と名付けました。毎夜街へ繰り出すチャンネーたちよ、この路線が復活するといいね!
このあとしばらく身近にいるチャンネー話に花が咲き素通りしてしまいましたが、本当に映画のセットに入り込んだような、ノスタルジックな街並みが続きます。タイムスリップしたみたいでテンション上がる!
そんななかひと際大きく、ででん!とそびえるのが「子宝湯」。昭和4年に建てられた、東京の銭湯を代表する建物です。
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