ジムに行くなら都心をねらえ
仕事を長く続けていると、時折感じるのが体力の衰えだ。
若い頃は、2~3日徹夜しても、その後ぐっすり眠ればすぐに回復したのだが、30~40代ともなればそうもいかない。
年齢とともに、体力の維持、強化は、必須の課題になってくるのだ。
私は普段、地元さいたま市にある、こぢんまりとしたジムに通って身体を鍛えている。
ジムに通っていると、いろいろな人と知り合いになれるので、コミュニケーションの場としても面白い。
現役時代は、バリバリのビジネスリーダーだったというおじいちゃんたちから、当時の武勇伝を聞かされたり、息子に家業を引き継がせた人から「あいつはまだまだで……」というグチが飛び出したりすることもある。
ジムに行くのが昼間なので、そういうリタイア世代と顔なじみになることが多いのだ。
現役を退いているとはいえ、かつてビジネスリーダーを務めていた人間の言葉には説得力がある。
気が付くと、こちらもついつい、いろんなことを質問していることもしばしばだ。
あちらも、まあ暇だろうから、機嫌良く私の質問に答えてくれる。
たまに、目からうろこが落ちるような意見をもらうこともあるので、「このジムに通っていて得したな」と思うことも多い。
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