アイドルや芸能人で成功する二つのタイプとは?

アイドルの世界を誰よりも知る作家/アイドル評論家の中森明夫さんが、アツい思いで書き下ろした『アイドルになりたい!』。どんな仕事にも通じる大事なヒント満載の、初の本格的アイドル入門本です。特別掲載の3回目は、学校の先生も、政治家も、絶対に口にしないような話題を取り上げています。読めばやる気が湧いてくるお話です!

アイドルを仕事にする

 アイドルとは何か? きみはやっとわかった。
 もう昨日までのきみじゃない。大きく変わったんだ。

 アイドルになりたい!
 そう言う時、きみは自分がなりたいものの正体を、今ではよく知っている。
 けれど、いや、ちょっと待ってほしい。
 アイドルになる ……って、いったい、どういうことだろう?

 いいかい? つまり、それは  アイドルを仕事にする
 ということだ。

 きみにとって、今、アイドルは夢かもしれない。あこがれかもしれない。
 でも、夢やあこがれのままでは、決してアイドルにはなれない。
 わかるよね?

 夢をつかむということは、つまり、夢を仕事にするということなんだ。
 じゃあ、仕事とは何だろう?
 職業。労働。ワーク。職人。プロフェッショナル。いろんな言い方があるけれど。

 ざっくり言うよ。
 それによってお金をもらうということだ。
 趣味とは違う。
 責任は重いし、さまざまな人たちと関わる。

 たとえば、アイドルになるために芸能プロダクションへ入る。そこにはマネージャーがいる。社長や、管理職や、事務の人たちだっているだろう。多くの人たちが、そこで働いている。

 アイドル歌手としてデビューしたとする。きみが唄う歌を作る作曲家や、作詞家や、あるいは振りつけ師や、音楽ディレクターや、たくさんの人たちがきみのために働いてくれる。

 さらにはテレビ番組に出るにはテレビ局の人たちが、ライブをやるにはライブ会場のスタッフたちが、グラビアに載るにはカメラマンや出版社の人たちが、そう、より多くの人たちの力が必要となるだろう。

 アイドルという仕事は、こうしたたくさんの人たちの力によって支えられている。
 それらをひっくるめて、いわゆる〝芸能界〟と呼ばれているよね。
 きみが「アイドルになる」ということは、「芸能界の一員として働く」ということなんだ。

 仕事というのは、働くことによってお金をもらうことだと言ったよね。
 それは、働くことによって「社会とつながる」ことだ。
 えっ、社会? 何それ?
 な~んて首をひねったかもね。

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アイドルになりたい!

中森明夫

「アイドルとは、『好き』になってもらう仕事」--。アイドルの世界を誰よりも知る作家/アイドル評論家の中森明夫さんが、満を持して放つ『アイドルになりたい!』。中森さんだからこそ語れる、アツくて深い言葉たち。「アイドルになりたい人」だけで...もっと読む

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コメント

marekingu #スマートニュース 2年以上前 replyretweetfavorite

a_i_jp 中森明夫の 2年以上前 replyretweetfavorite

hashio31 至極真っ当なことが書いてある。 社会とは不平等である♪ 2年以上前 replyretweetfavorite

moe_sugano スピードのくだりに激しく納得。そして不公平・不平等が現実なのだから文句を言う暇があったら「えこひいき力」を身につけることが大切。> 2年以上前 replyretweetfavorite