誰でもストーリーを描ける「8つの構成」
マーケティングのためのマザーストーリーの構成はこうだ。
最初に、世の中の潮流の変化を説く「Ⅰ. 背景」から始まり、現状とのギャップに現れる「Ⅱ. 課題」を描く。これら2章がつかみであり、大事な“動機づけ”となる。
ターゲットとなる潜在顧客の共感を得られる話題を提供しつつ、ストーリー上に想定している主人公は、ターゲットである顧客が共感できる人物かどうかにも注意しよう。
次に、ギャップを生じさせる「Ⅲ. 原因」、ギャップを埋めるための「Ⅳ. さまざまな解決策」の候補が浮かび上がってくる。ここでのポイントは、いきなり1つの解決策に絞るのではなく、複数の選択肢を提示するということだ。
なぜかというと広い視野で捉えていることが、読者からの信頼につながるからだ。
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