八千草さんのタトゥータイツなら。

【第4回】 女子への興味は尽きないのに、どこまでもどこまでも追いかけていきたいのに、すべてを受け入れることはできない。そんな悩める演劇作家が、現実と妄想のはざまで見出した最終結論とは・・・。

タトゥータイツ、みたいな。そういうのをよく見かけるようになったけど、ぼくにはあれがどうもわからない。さいしょ、なにかシールみたいなものを生脚に貼っているのかとおもってギョッとしたし。そしてさらに、あれがタイツなんだと気がついたときに、そのセンスはぼくにはないなと、タトゥータイツを穿く女性全般をココロのなかでつめたく突き放してしまった。こういうときはきまって、けっきょく自分の理解力の無さが悪いような気がして、打ちひしがれることになる。理解ができない、と してしまうことはとても悲しいことだ。それを受けとめる許容量がないのは、自分の小ささを露呈していることでもある。極力、おおくのことを理解できないとしてしま いたくない。しかし、タトゥータイツってやつは、ぼくをなかなか、その魅力に誘ってくれない。

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天才演劇作家の妄想と日常。

おんなのこはもりのなか

藤田貴大
マガジンハウス
2017-04-13

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おんなのこはもりのなか

藤田貴大

演劇界のみならず、さまざまなカルチャーシーンで注目を集める演劇作家・藤田貴大が、“おんなのこ”を追いかけて、悶々とする20代までの日常をお蔵出し!「これ、(書いて)大丈夫なんですか?」という女子がいる一方で、「透きとおった変態性と切な...もっと読む

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