第4回 “共感コンテンツ”は社内にある

前回の結論は、「SNSで発信すべきは共感コンテンツである」だった。では、多くの潜在顧客が共感できるコンテンツは何か? どのように作ればいいのか? 具体的に解説していこう。

本連載では、『「ストーリーで差をつける」SNSマーケティング』のエッセンスをご紹介します。


“共感コンテンツ”とは顧客への動機づけ

 “共感コンテンツ”の特徴は、潜在顧客に自分がその商品やサービスを欲しい、購入したいと思わせる、“動機づけ”、つまり“自分ごと”化を図るところにある。

 何の準備もない潜在顧客へ、商品の素晴らしい新機能をどんなに宣伝しても、彼らに購入する動機がなければ振り向かないだろう。
 いきなり商品やサービスを紹介しては、押し売りか、単なる広告としてあしらわれるだけである。要するに、潜在顧客から自分に関係ある内容、“自分ごと”として考えてもらいにくいのだ。

 イメージしてもらいたいのは、顧客側の共感を考慮してコンテンツを創るエンターテインメントの世界だ。
 映画、小説、舞台、テレビドラマなどは、この“動機づけ”のプロフェッショナルである。
 導入部分で視聴者を主人公に共感させ、もしくは傍観者の視点に立たせることで、彼らの心を鷲掴みにし、最後まで飽きずに楽しませる。そのために多くの仕掛けが施されているのだ。

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ストーリーで差をつけるSNSマーケティング

伊藤一徳

Facebook、Twitter、LINE、Google+など、SNSの普及でマーケティングの常識は変わった――広告して収穫する狩猟採集の時代から、“顧客を育成する農耕牧畜の時代”へと変化したのです。顧客を創造し、ファンにするには、商...もっと読む

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