やらない理由

彼の家に遊びに行くのはいいが、自分の家に来られるのは嫌

第8回は「パーソナリティ」ジレンマ。自分の家には来てほしくない! お付き合いしている人に対してそう感じたことはありませんか? その理由は、部屋が散らかっているから、本性を露呈したくないから、ダサイと思われたくないから、などさまざま。相手を想う気持ちはあれど生まれるこのジレンマをカレー沢薫氏がザザーッと一掃!

私の都合のいい部分だけをわかってください

今回のテーマは『彼の家に遊びに行くのはいいが、自分の家に来られるのは嫌』だ。
これはわからない人にはわからない心理だと思うが、私はわかる。

まず部屋が粉塵(ふんじん)爆発後みたいになっているので、入室した途端、客人が肺をやられる恐れがある。しかし「部屋に入れたくない」いう者の中には、片付いていても入れたくないと思っている者もいる、そこから自分の情報を得られたくないのだ。もちろん、クレカ情報を抜かれるとかいう意味ではないし、そういうことをしてくる奴はおそらく彼氏ではないだろう。そこから、自分の趣味趣向、人となりを知られるのが嫌なのだ。

人は大なり小なり、他人に自分のことをわかってほしいと思っているものだが、それは、都合のいい部分をわかってほしいのであり「早くアタシが性格悪いんじゃなくてツンデレだってことに気づきなさいよ」と言っているようなものなのだ。

もちろん、悪い部分はわかってほしくない。しかし、自らのパーソナリティが凝縮されている部屋に入れてしまうと、勝手にわかられてしまう恐れがある。
悪い部分でなくても、癖を他人に指摘されると恥ずかしいように、自分の趣向や傾向を人に知られるのが恥ずかしくて耐えられぬという人間は、一定数いるのである。

プライベートゾーンとデリケートゾーン
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カレー沢薫

「エッチはしたいが、付き合うのは嫌」。多かれ少なかれ誰もが抱える他人には打ち明けづらい虫のいい話。OL兼漫画家・コラムニストのカレー沢薫さんが挫折と諦めを肯定、それが正しいことだと示す当コラムで、スカッと爽快なメンタルヘルスを目指しま...もっと読む

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コメント

_us_a 良いー共感。この方の「否」の使い方とか文章のテンポなんか好きだ。→ 約2年前 replyretweetfavorite

yukihgs 最後まで読んだら、全裸に乳首だけ絆創膏の彼が立ちっぱなしだった。服を掛けてあげないのは優しさだろうか。 約2年前 replyretweetfavorite

marekingu #スマートニュース 約2年前 replyretweetfavorite

mika_pisces https://t.co/rnIx2W4hbD 約2年前 replyretweetfavorite