はえぎわんだーらんど。

【第2回】フェチのようで、フェチに非ず。かの蜷川幸雄さんをもうならせた人気演劇作家の視線のその先には・・・。もし、街中でポニーテールの女子を見つめるアラサー男子がいたら、そっとしておいてほしい。できれば、指もささないで。

女子の生え際を見つめてしまうのだけは、やめられない。どこにいたって、そう。電車のなかや、街を歩いていても、女子の生え際ばかりが目に飛びこんでくる。初対面の女子のまずはどこを見るか、という問いにも迷わずに答えることができる。生え際だ。たとえ、額が前髪で隠れていても想像のなかであっさりと、かきわけて。あるいは、透視して。生え際に辿りつく。生え際には多くの物語が詰まっているようにおもうのだ。そして、その物語に何度、涙ぐんだことか。そう、生え際はまさに不思議の国である。もちろん、整った生え際も素晴らしいが、歪(いびつ)なやつにも奥ゆかしさを感じざるを得ない。無条件に泣けてしまう。

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天才演劇作家の妄想と日常。

おんなのこはもりのなか

藤田貴大
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2017-04-13

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演劇界のみならず、さまざまなカルチャーシーンで注目を集める演劇作家・藤田貴大が、“おんなのこ”を追いかけて、悶々とする20代までの日常をお蔵出し!「これ、(書いて)大丈夫なんですか?」という女子がいる一方で、「透きとおった変態性と切な...もっと読む

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