「マインドフルネスブス」美容法、爆誕か
今回のテーマは「マインドフルネスブス」だ。
まず、語呂がよくなってしまっている時点で腹が立つ。
毎年、人心を惑わせ、とりあえずリボで何かを買わせようとする新美容法が爆誕するものだが、今年はこの「マインドフルネス」がアツいらしい。
すでに「ブス」をつけないと、逆にしっくりこなくなってしまっている。もう「マインドフルネスブス」の方が先、と言ってしまってもいいんじゃないだろうか。
しかし、とりあえずブスは置いておこう(漬物の上とかに)。心配しなくても、後からしこたま出てくる。「マインドフルネス」とは、どんなしゃらくさい美容法か調べてみることにした。
<「マインドフルネス」:今、自分に起こっていることを、判断や批判なくそのまましっかり認識すること。五感を〝今その瞬間〟に集中させること。>
完全に斜に構えてしまっていたが、これは意外とブスと相性が良いのではないだろうか。
ブスと相性が良い時点で「他全部と悪い」ということになるが、パートナーというのは大勢いれば良いというわけではない。
つまり、美容法というより心の健康法に近く、道具も特に必要なさそうだが、やはり「マインドフルネス美容法にピッタリな化粧品はコレ!」などと、当然、金を引っ張る気で展開されている。
企業にとっては、金を使わなくてもできるブームなどいらないのだ。それを考えると、飲尿健康法など相当苦々しいブームだったのではないだろうか。もちろん「これを入れるだけで、いつもの尿がカフェの味に♪」みたいな商品はあったかもしれないが。
ブス味は「天国と同じ味がする」と言っていいだろう
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