心のベストテン

まいったなあ! いま最も目が離せない80歳の若大将

加山雄三さん、当年80歳。いま若い世代から、ベテラン(といっても加山さんのふた回り下)まで引っ張りだこだそうです。そんな加山さんを巡る熱い音楽シーンに迫ります。
芸人、DJとして活躍されているダイノジ・大谷ノブ彦さんと、音楽ジャーナリストの柴那典さんの響きあうナビゲーションをお楽しみください。

ECDとPUNPEEが描く「音楽と人生」

柴那典(以下、柴)  前回はスカパラがフィーチャリングの元祖なんじゃないか?って話でしたけど、今、もっと上の世代にすごい人がいるんですよ。

大谷ノブ彦(以下、大谷) え? 誰ですか?

 加山雄三さん。この人の動きが最近とんでもなくおもしろいことになってる。

大谷 あー、なるほど! 前にもこの連載「高田純次、加山雄三……おもしろみしかないヒップホップの鉱脈」で話しましたよね。「お嫁においで2015 feat.PUNPEE」が最高だって。

 実は最近、ラッパーのECDが加山雄三さんの「君といつまでも」をサンプリングして、この曲のアンサーソングを作ったんですよ。それがPUNPEEの曲と一緒に『加山雄三の新世界』というアルバムに入っている。


大谷 アンサーソング?

 PUNPEEの「お嫁においで2015」は〈こんな不甲斐ない僕だけど結婚してくれないかな?〉という歌じゃないですか。ECDは〈こんな俺と一緒にいてくれてありがとう〉という歌なんです。

大谷 最高ですね。

 しかもECD版の「君といつまでも」は、かなり赤裸々なドキュメントなんですよ。その生活は、奥さんで写真家の植本一子さんの著書、『働けECD』や『かなわない』『家族最後の日』を読んでもらうとわかるんですけど。

家族最後の日
家族最後の日

大谷 はいはいはい。

 彼は最近までガンで入院していたんですよね。それで退院後に出したのが『君といつまでも』っていう。

大谷 じゃあ、この「君」って奥さんのことなんですか?

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心のベストテン

大谷ノブ彦 /柴那典

「音楽についてパァッと明るく語りたい! なぜなら、いい音楽であふれているから!」。ハートのランキングを急上昇しているナンバーについて、熱く語らう音楽放談が始まりました。 DJは、音楽を愛し音楽に救われてきた芸人、ダイノジ・大谷ノブ...もっと読む

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コメント

a_tocci 大谷 まちがいなく1日目と2日目が客層が全然違う!(笑)。 https://t.co/drXrJEG5sX 2年以上前 replyretweetfavorite

a_tocci 柴 これがまたすごいんですよ。1日目はももクロ、氣志團、水曜日のカンパネラ。トリは奥田民生 with THE King ALL STARS。 2日目は加山雄三さんのソロ名義がトリで、他に出るのはさだまさし、八代亜紀、南こうせつ。https://t.co/drXrJEG5sX 2年以上前 replyretweetfavorite

a_tocci 大谷 あははは。こんなセリフ言わせたら、誰もかなわないですね。誰が出るんですか?https://t.co/drXrJEG5sX 2年以上前 replyretweetfavorite

a_tocci 柴 すごい! そういえば今度の6月に「加山雄三 ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL 」っていうフェスが大阪で開催されるんですけど、そのキャッチコピーが「音楽はジャンルや世代を超える!」。https://t.co/drXrJEG5sX 2年以上前 replyretweetfavorite