絶望こそ成長の母!不幸に酔っちゃう病【後編】

前回、ずんずん先生の置き手紙のなかに、隠されたメッセージがあると気づいた陽太。それは「社会人不幸に酔っちゃう病」の処方箋でした。誰の人生にも起こり得る、アンラッキーな出来事。不幸に浸って泣き続けるのは楽ですが、それではいけないと、ずんずん先生は語りかけます。


人生っていろんな嫌なことが起こりますよね。

なんで私が……!!!?

みたいなアンラッキーな出来事は、どんなに注意しても、どんなに用意しても、たま—に起きてしまいます。

それは、悲劇的な事故だったり、人との別れだったり、裏切りだったり、はたまた病気だったりだとか、人によって形は様々です。

しかし、こんな不幸な出来事は、ある意味「気づき」を与えてくれます。

何度も何度も同じことを繰り返してしまうのならば、それは過去の経験から何も学んでいない証拠です。

例えば、いつも同じような悪い人に騙され、ひどい目にあっている人はいませんでしょうか。もしもそうだったならば、そこには必ず何か理由があるはずです。

幼少期にお父さんが出て行ってしまった女の子は、大きくなってもまだお父さんの代わりを探しています。今度こそ、この人がずっと一緒にいてくれるんじゃないかって、そんなことを思って、とっかえひっかえ男性とパコってしまいます。でも、どんなに尽くしても、いつも男性たちは彼女のもとを去っていきます。

なぜなら、お父さんは世界でたった一人だけで、パコッた男性たちは彼女のお父さんではないからです。そんなことを求められても重すぎて抱えられません。

こんな風に、その理由に気づき、目覚めなければまた同じことは繰り返されます。

絶望に打ちのめされ、そこで腐って生きていくほうが、実は絶望から立ち上がるよりもずっと簡単です。しかし、自分を不幸だと思ってめそめそ泣いてるだけでは、人生がもったいないです。なので、何か悲しい出来事が起こった時には、

これは自分に何を教えようとしているのだろう

と考えてみてください。

自分がかわいそうだと、ドラマのヒロインのように悲劇に酔っている場合ではありません。世界のどこかで、きっとあなたを待っていてくれる人がいるはずです。

そのためには、立ち上がらなければいけません。


陽太「これは何を教えようとしているのだろう……」

陽太はつぶやきました。

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コメント

suguruko "絶望に打ちのめされ、そこで腐って生きていくほうが、実は絶望から立ち上がるよりもずっと簡単(略)自分を不幸だと思ってめそめそ泣いてるだけでは、人生がもったいない" 7ヶ月前 replyretweetfavorite

suguruko 絶望に打ちのめされ、そこで腐って生きていくほうが、実は絶望から立ち上がるよりもずっと簡単(略)自分を不幸だと思ってめそめそ泣いてるだけでは、人生がもったいない 7ヶ月前 replyretweetfavorite

HHIKARI7 自分の感情に刺激を与える出来事には課題があるもの。しかしパコるってワード、何回出た? 7ヶ月前 replyretweetfavorite

nananagai_jp 期待通りのオチで何だかうれしい 8ヶ月前 replyretweetfavorite