激変世界を解く 新地政学

第9回】[貿易]米国がルールメーカー“辞任” 通商覇権の空白埋めるは中国

時の覇権国家は、あらゆる国際ルールを自国に有利な条件に変えてきた。その最たる例が通商交渉だ。ところが、通商史上まれに見る劇的なルールメーカーの交代が今、起きつつある。

 スキージャンプ日本代表が1998年の長野冬季五輪で金メダルを獲得して以降、不振に陥ったのはルール変更の影響が大きいとされる。

 長野五輪の後、スキー板の長さに関するルールが何度も変更。そのたびに小柄な体形の日本人選手には不利に働いたとされ、欧米の陰謀説までまことしやかにささやかれる。真偽のほどは確かめるべくもないが、いずれにせよルール設計は競技の勝敗を左右するほどの影響力を持つことが分かる。

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世界は混沌の劇変時代に突入した。落日の覇権国のトップに立ったドナルド・トランプ米大統領。自国を最優先する彼が指揮する外交の先に待つのは、弱肉強食のパワーゲームなのだろうか。歴史に学びながら、冷徹な現実主義に基づく地政学的視点から世界を...もっと読む

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